最終更新日:2017年5月10日
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2017.05.10 No.804
■未承認GMペチュニア
 混入が見つかりタネ・苗を回収へ
petunia_s.jpg
ペチュニア

 農水省は5月10日、タキイ種苗が未承認遺伝子組み換えペチュニアを販売したことを確認し、既に販売した該当品種の種子を回収するよう指導すると発表した。フィンランドで見つかった遺伝子組み換えペチュニアに関し、タキイ種苗から1品種が該当との報告を受けて立ち入り検査を実施したところ、あわせて4品種の未承認遺伝子組み換えペチュニアを確認したとしている。日本で栽培が承認されている花卉類は、カーネーション(8品種)とバラ(2品種)だけで、栽培が承認されたペチュニアはない。

 農水省の発表では、ペチュニアは南米原産であり、日本で交雑可能な近縁野生種の存在は知られていないことや、人が交配で作り出したことから雑草化して他の野生植物に影響を与える可能性は低いとしている。人への影響もないともみられているという。

 農水省はまた、ペチュニアを栽培している可能性がある公共施設(公園、道路、学校等)の管理者に対し、問題のペチュニアの栽培や採種・交配などを行わないよう周知するとしている。

 そのほかのこの遺伝子組み換えペチュニアの所有者に対しては、新たな栽培や採種・交配をせず、タキイ種苗の回収に協力するよう呼びかけている。

 タキイ種苗によれば、フィンランドで見つかった遺伝子組み換えペチュニアの情報を5月2日に入手し、確認したところ、1品種が該当していたことが分かったとしている。このペチュニアを元にして開発した3品種も遺伝子組み換えであったことを確認したという。タキイ種苗は、現在、遺伝子組み換えによる品種開発を行っていないため、海外で入手した市販のものが遺伝子組み換えであった可能性が高いとしている。

 タキイ種苗はまた、すでに販売したこの未承認遺伝子組み換えペチュニアのタネと苗を回収するとし、着払いで送るように呼びかけている。栽培しているペチュニアが問題の遺伝子組み換えペチュニアか判別できない場合は、タキイ種苗に確認した方がよいだろう。

● 回収対象の遺伝子組み換えペチュニア
  • F1オレンジクイーン
  • F1ディーバマンゴー
  • F1ディーバレッド
  • F1ディーバディープパープル
● タキイ種苗問合せ先
 タキイ種苗株式会社 専用窓口
 (2017年5月11日より開設)
電話番号:0120-076-526
受付時間:土日祝日を除くAM9:00〜PM5:00
 ・農水省, 2017-5-10  ・タキイ種苗, 2017-5-10

 この遺伝子組み換えペチュニアは、先月末にフィンランドで見つかり、英国でも見つかり問題になっている。EUでは、栽培が承認された花卉はなく、サントリーの遺伝子組み換えカーネーションの流通が承認されている。

 ・Hort Week, 2017-5-5

 日本における、こうした未承認遺伝子組み換え植物による汚染では、遺伝子組み換えパパイヤの自生が沖縄で確認され、抜き取りが行われている。この自生は、台湾から輸入されたパパイヤ種子に遺伝子組み換えパパイヤの種子が混入していたことが原因とされている。また、名古屋大学などでは、組み換え実験に使ったシロイヌナズナの処理が十分でなく、構内での自生が見つかっている。

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