最終更新日:2017年10月25日
2017年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年

2017年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031
最近の記事
2017.11.19 No.865
2017.11.08 No.864
2017.10.27 No.863
2017年10月の記事
2017.10.27 No.863
2017.10.25 No.862
2017.10.24 No.861
2017.10.19 No.860
2017.10.17 No.859
2017.10.16 No.858
2017.10.10 No.857
2017.10.06 No.856
2017.10.05 No.855
2017.10.04 No.854
2017.10.03 No.853
2017.10.01 No.852
2017年9月の記事
2017.09.28 No.851
2017.09.27 No.850
2017.09.26 No.849
2017.09.25 No.848
2017.09.23 No.847
2017.09.22 No.846
2017年10月

2017.10.25 No.862
■EU委員会 グリホサートの登録延長に失敗
stop_glyphosate-1_s.jpg / Flickr
STOP GLYPHOSATE(ドイツ) / campact / Flickr

 ラウンドアップの主成分であるグリホサートの農薬登録問題でEU委員会は10月25日、加盟28か国の投票を行ったものの、十分な賛成を得られなかった。Politicoなどによると、英国、スペインなど16カ国が賛成し、フランス、イタリアなどが反対、ドイツとポルトガルは棄権だったという。国際農薬行動ネットワーク・英国(PAN UK)によれば、EU委員会は11月初めに決定を先延ばししたという。これによりEU委員会は、2016年3月以来5回連続してグリホサートの登録延長に失敗したことになる。

 EU委員会の議決には特定多数(15カ国以上、かつ65%以上の人口)が必要だが、今回の投票では賛成国数では要件を満たしたものの、フランスとイタリアが反対に回りドイツが棄権したことで、人口が47%と要件に達せず成立しなかった。

 PAN UKはその速報で、EU委員会は10年、7年、5年の登録延長を提案したものの、いずれも十分な賛成を得られなかったという。24日の欧州議会の5年での使用禁止を求める決議と前後して、EU委員会関係者は7年から5年の登録延長を提案するとも報じられていた。

更新に賛成:16カ国
ブルガリア、デンマーク、チェコ共和国、エストニア、アイルランド、スペイン、キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、フィンランド、英国
更新に反対:10カ国
ベルギー、ギリシャ、クロアチア、フランス、イタリア、ルクセンブルク、マルタ、オーストリア、スロベニア、スウェーデン
棄権:2カ国
ドイツ、ポルトガル
 ・PAN UK, 2017-10-25  ・Politico, 2017-10-25  ・Politico, 2017-10-24  ・Greenpeace EU, 2017-10-25

 EUでは、グリホサート禁止を求める市民発議(ECI)の署名が130万人に達するなど、EU市民のグリホサートの安全性に対する懸念が大きい。EU加盟国の一部では、フランスのように2022年までの使用禁止の方針を明らかにするなど、非農業用の使用はもちろん、農業用の使用も禁止の方向に向かっている。こうしたEUとは異なり日本では、新たなグリホサートを主成分とする農薬が登録さ、ホームセンターではラウンドアップが売られ、食品の残留規制値も緩和されているのが実情だ。

【関連記事】
カテゴリー
よく読まれている記事