最終更新日:2018年1月9日
2018年
2018年1月
最近の記事
2022.12.29 No.1152
2022.12.25 No.1151
2022.11.30 No.1150
2018年1月の記事
2018.01.24 No.887
2018.01.20 No.886
2018.01.18 No.885
2018.01.17 No.884
2018.01.15 No.883
2018.01.13 No.881
2018.01.10 No.880
2018.01.09 No.879
2018.01.06 No.878
2017年12月の記事
2017.12.28 No.877
2017.12.27 No.876
2017.12.26 No.875
2017.12.21 No.874
2017.12.19 No.873
2017.12.17 No.872
2017.12.09 No.870
2017.12.01 No.869
2018年1月
2018.01.09 No.879
■ゲノム編集で耐病性カカオを開発
カカオの実
米国カリフォルニア大学のイノベーション・ゲノミクス研究所は1月2日、米国のチョコレートメーカーのマーズと共同で、ゲノム編集技術を使った耐病性カカオの開発を計画している発表した。同研究所はプレスリリースで、CRISPR技術を使って開発するとしているが、スケジュールは明らかにしていない。カカオ産業には世界で4千万人が依存しているとしている。
世界のカカオの半分以上がガーナとコートジボワールで生産されているという。これらのカカオは菌類に対して耐性がなく、さらに温暖化の影響も受け、数十年でカカオの供給に支障がでてくると予想されているという。
・Innovative Genomics Institute, 2018-1-2 ・Business Insider, 2017-12-31 ・Scientific American, 2018-1-5バナナでも、世界の約半分を占めるキャベンディッシュ種のフザリウム菌による生産への打撃が懸念される中、耐病性の遺伝子組み換えバナナの開発が進んでいる。近く、フィリピンで試験栽培を開始ようという動きがあり、ミンダナオのバナナ生産者団体が反対している。米国では、切り口が変色しない(非褐変)遺伝子組み換えリンゴの表示なしでの販売が始まっている。すでにハワイ産のパパイヤの9割以上が遺伝子組み換え品種に転換したという。トウモロコシや大豆といった主要穀類ではない、こうした果実にも遺伝子組み換えやゲノム編集による遺伝子操作品種が市場に出てくるようになってきている。
カテゴリー
よく読まれている記事
- ネオニコ系国内出荷量 21年度3.8%増 第二世代は63%増
- 有機農業は排外主義に与しない 参政党に反対する農民と市民が声明
- 冊子『スルホキサフロル 新しいネオニコチノイド系農薬』刊行のお知らせ
- ネオニコ系イミダクロプリド 自閉スペクトラム症様の視知覚障害を引き起こす
- 厚労省:グリホサートの残留基準値を大幅緩和を告示
- メキシコ GMトウモロコシ栽培を禁止 24年までに輸入も段階的に禁止
- 東アジアは農薬のホットスポット 日本はトップ5
- 農薬再評価 ネオニコとグリホサートなど優先14品目を告示
- 米国産ジャガイモ 輸入規制緩和 ポストハーベストも認める
- 輸入小麦の残留グリホサート 豪州産の検出率急増