最終更新日:2018年1月24日
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2018.01.24 No.887
■ブラジル特許庁 モンサントの第二世代GM大豆の特許無効と判断
soy_Brazil.jpg / Flickr
大豆畑(ブラジル・マットグロッソ州) / Claus Isenberg / Flickr

 ブラジル特許庁はこのほど、モンサントの遺伝子組み換え大豆Intactaの特許を無効と判断したという。特許無効を求めて提訴している生産者側は歓迎する一方、モンサントは反発しているという。

 大豆生産者団体のアプロソヤは昨年11月、モンサントの遺伝子組み換え大豆Intacta PR2 Proの特許は無効であるとして提訴していた。この提訴に関しブラジル特許庁はこのほど、再審査の結果、「法的要件と矛盾する」として特許無効の結論に達したという。

 アプロソヤは2012年にも、失効した第一世代のラウンドアップ・レディ大豆の特許に対して、モンサントがロイヤリティを要求しているとして提訴していた。この提訴の後2013年になり、モンサントはラウンドアップ・レディ大豆に関するロイヤリティの徴収をストップした。

 アプロソヤによれば、2016年、53%がモンサントのIntacta大豆を栽培したという。40%が第一世代のラウンドアップ・レディ大豆であり、非GM種は7%に過ぎなかったとしている。

 ・Reuters, 2018-1-23  ・Reuters, 2017-11-9
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