最終更新日:2018年2月18日
2018年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年
 17年 18年 19年

2018年2月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728
最近の記事
2022.12.29 No.1152
2022.12.25 No.1151
2022.11.30 No.1150
2018年2月の記事
2018.02.28 No.891
2018.02.26 No.890
2018.02.21 No.889
2018.02.18 No.888
2018年1月の記事
2018.01.24 No.887
2018.01.20 No.886
2018.01.18 No.885
2018.01.17 No.884
2018.01.15 No.883
2018.01.13 No.881
2018.01.10 No.880
2018.01.09 No.879
2018.01.06 No.878
2018年2月

2018.02.18 No.888
■ドイツ大連立協定 グリホサート禁止を盛り込む
stop_glyphosate-4.jpg / Flickr
STOP GLYPHOSATE=11月23日、ドイツ / campact / Flickr

 2月7日に協議が成立したドイツのキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)の大連立交渉は、除草剤グリホサートのドイツ国内での原則禁止で合意した。体系的な最小化戦略により、グリホサートを含む農薬の使用を大幅に制限し、可能な限り迅速に使用を終了させることを目標としているという。グリホサートの禁止については、昨年11月の予備交渉において合意されていた。

 グリホサート禁止に関して、社会民主党は4年での禁止を求めているという。農業分野での合意事項には、有機農業の拡大、遺伝子組み換え作物の栽培禁止、動植物への特許への反対、食品への動物クローニングを認めないなどが含まれているという。また、高度の動物福祉に準じた食肉に「動物福祉ラベル」を導入も盛り込まれた。

 ・Reuters, 2018-2-8  ・DW, 2018-2-7

 農業相のポストはこれまで通りキリスト教民主・社会同盟に割り当てられるという。ドイツは、昨年12月のEU委員会でのグリホサート登録延長に関する投票で、これまでの棄権から賛成に転じた。この投票では、ヘンドリックス環境相(社会民主党)の反対にもかかわらず、シュミット農業相(キリスト教社会同盟(CSU))が独断で賛成票を投じたとして非難され、市民による罷免を求める署名運動も展開されていた。

【関連記事】
カテゴリー
よく読まれている記事