最終更新日:2018年3月2日
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2018.03.02 No.894
■オカナガン 非褐変GMリンゴを積極的に展開とアナウンス
Opal_Apple.jpg / Flickr
Non-GMの非褐変リンゴ / Forest and Kim Starr / Flickr

 切り口が変色しない遺伝子組み換え非褐変リンゴの開発元のオカナガン社は、昨年秋の米国での試験販売が好調だったとして、積極的な拡大を計画していると、カナダのCBCが報じた。

 オカナガン社は昨年、非褐変GMリンゴを米国中西部の10店で試験販売を実施した。このGMリンゴにはQRコードだけで、明確な「遺伝子組み換え」の表示はされないという。CBC(カナダ)は、この試験販売に6.8トンが用意されたと報じている。

 オカナガン社はこの試験販売の結果、92%が再購入を考えると非常に好意的な反応だったとしている。同社は、米国ワシントン州の栽培農家への資金融資を行い、2022年までに栽培面積を1200ヘクタールに拡大する計画だという。

 ・CBC, 2018-2-17  ・CBC, 2017-1-22

 カナダ保健省は1月30日、オカナガン社の3番目となる非褐変遺伝子組み換えリンゴのアークティック・フジを新たに承認したと発表した。2015年に2品種が承認されていた。この遺伝子組み換えのアークティック・フジは、米国ではすでに承認されていて、昨年から一般の小売店で販売されている。あわせてカナダ食品検査庁(CFIA)は、このGMリンゴを飼料として承認したと発表している。

 オカナガン社はカナダ保健省の承認を受けて、「新たな非褐変リンゴを、米国とカナダへの投入に前向きである。非褐変GMリンゴは食品廃棄物を減らし、リンゴの魅力をアップさせる」とする声明を発表した。

 ・Health Canada, 2018-1-30  ・Okanagan Specialty Fruits, 2018-1-30

 オカナガンのGMリンゴについて、カナダのブリティッシュ・コロンビア州のリンゴ農家は、遺伝子汚染と風評被害による売れ行き不振を懸念して商業栽培に反対してきた。カナダ政府は、交雑を懸念する果樹農家の反対を押し切って承認した。一方、米国では、従来育種による非褐変リンゴが実用化され、市場に流通もしているという。遺伝子組み換えによる非褐変リンゴの開発の意味はない。

 米国では、消費者のGMリンゴを「使うな」の声に、マクドナルドやベビーフードメーカーのガーバーが2013年、GMリンゴを使用する計画がないことを明らかにしている。

 日本では、まだこのGMリンゴの承認申請は出ていない。台湾では、輸入される可能性があるとして、懸念の声が上がっていると報じられている。毒物の専門家は、GMリンゴが妊産婦や子ども、老人にアレルギーの可能性があるとみているという。

 ・Focus Taiwan, 2017-1-22
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