最終更新日:2018年03月11日
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2018.03.11 No.899
■ブラジル モンサントのジカンバ耐性GM大豆を承認
Soy_Bean.jpg / Flickr
大豆 / alcidesota / Flickr

 モンサントは3月8日、ブラジル政府がモンサントの除草剤グリホサート(ラウンドアップ主成分)とジカンバ(米国の一部で使用禁止)に耐性のある次世代遺伝子組み換え(GM)大豆Intacta2 Xtendを承認と、ロイターが報じた。2020年より供給するという。

 モンサントは、ブラジルで第2世代の除草剤グリサホート耐性・害虫抵抗性遺伝子組み換え大豆Intactaの特許料に関する裁判を抱えている。ブラジルの大豆生産者団体のアプロソヤが特許無効を訴え、ブラジル特許庁は1月、Intactaの特許を無効としたと報じられている。

 ジカンバ耐性遺伝子組み換え作物は、ラウンドアップ耐性GM作物の拡大に伴い、その過剰使用によってラウンドアップで枯れないスーパー雑草が広がった。スーパー雑草対策としてモンサントは、除草剤ジカンバ耐性遺伝子組み換え作物を開発していた。昨年からこのジカンバ耐性大豆の商業栽培が始まった米国では、漂流性の大きなジカンバが周辺圃場の作物を枯らす事態になっている。アーカンソー州などでは大きな被害を与え大きな問題になり、同州は期間を区切って使用禁止にしたほどだ。

 ・Reuters, 2018-3-9

 ブラジルが承認したモンサントのジカンバ耐性GM大豆は、日本や韓国、欧州など輸入国で商業栽培に先立ち承認されている。日本では2013年から14年にかけて、日本はカルタヘナ法による栽培や、GM食品としても安全として承認されている。

 日本は2017年、約322万トンの大豆を米国、カナダ、ブラジルから輸入しているが、ブラジルからは52万トン、約17%を輸入している。輸入大豆の約7割に相当する235万トンが米国からの輸入となっている。今回ブラジルが承認したジカンバ耐性GM大豆は、日本ではすでに食品としても承認済みであり、いつでも輸入できる状態にある。

 ● 大豆輸入量(2017年) [万トン]
米国 235 73.0%
ブラジル 52 16.2%
カナダ 32 10.0%
その他 3 0.8%
合 計 322
 財務省・貿易統計より HS Code:1201900X0

 多くの遺伝子組み換え作物は、商業生産に先立ち消費国で承認されている。、「円滑な流通」が優先された結果だ。中国が2013年、未承認の遺伝子組み換えトウモロコシが見つかったとして米国産トウモロコシを輸入禁止にした結果、シンジェンタは多額の賠償を求められている。消費国の承認がなければ、消費者が食べなければ商業栽培も始まらない。

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