<最終更新日:2018年03月21日
2018年
5月
6月

7月
8月
9月
10月
11月
12月

 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年
 17年

2018年3月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
最近の記事
2018.04.21 No.913
2018.04.20 No.912
2018.04.19 No.911
2018年3月の記事
2018.03.30 No.907
2018.03.23 No.906
2018.03.22 No.905
2018.03.21 No.904
2018.03.20 No.903
2018.03.17 No.902
2018.03.16 No.901
2018.03.13 No.900
2018.03.11 No.899
2018.03.10 No.898
2018.03.06 No.897
2018.03.04 No.896
2018.03.03 No.895
2018.03.02 No.894
2018.03.01 No.892
2018年2月の記事
2018.02.28 No.891
2018.02.26 No.890
2018.02.21 No.889
2018.02.18 No.888
2018年3月

2018.03.21 No.904
■EU委員会 ネオニコ禁止決定を先送りか
Bumblebee_9630.jpg / Flickr
マルハナバチ / C.R.Hamacher / Flickr

 EU委員会は2013年12月以来、一時的に使用禁止にしてきたイミダクロプリドなど3種類のネオニコチノイド系農薬について、屋外での使用の禁止を提案していた。2月末に欧州食品安全機関(EFSA)による再評価の結果が公表され、野生のマルハナバチなどを含め、ミツバチなどのポリネーターへの悪影響が避けられないことがはっきりした。しかしEU委員会は、この22日、23日に開かれる植物・動物・食品・飼料常設委員会(SCOPAFF)では、禁止を加盟国の投票に付す予定がないという。

 欧州の60のNGOは3月16日、ユンケルEU委員長に宛てて、ネオニコチノイド農薬を速やかに禁止するよう求める書簡を送った。この書簡で、3月22日、23日に予定されている常任委員会において禁止に向けた加盟国の投票を回避し、EFSAが2月28日に公表したネオニコ系3剤に関する欧州食品安全機関の説明にとどめようとしていることを非難している。

 書簡はまた、フランス、英国、アイルランド、クロアチア、スロベニア、ルクセンブルグ、マルタを含むEU加盟国のうち11か国が、イミダクロプリドなどの禁止に賛成を明らかにしているとしている。

 Euroactiv(電子版)によれば、EU委員会関係者の話として、欧州食品安全機関の報告書について加盟国と協議の必要があり、「(禁止提案の)マイナーチェンジが必要か見極める」と報じている。

 Euroactivはまた、ネオニコ禁止に反対しているのは、ルーマニアとハンガリーを含む6か国だという。ドイツとオランダは、EFSAの報告書の説明とEU委員会の新たな提案を待って判断するという。まだ態度を明らかにしていない加盟国は11か国になり、禁止への賛成は、特定多数はもちろん過半数の支持も得られていない。

 グリーンピースはこう着状態に陥ったこの状況を、「EU委員会と加盟国がかくれんぼで遊んでいるようだ。農薬メーカーは傍観し、危険な農薬を売り続けてる。禁止が遅れるだけ、ミツバチと環境に大きなダメージを与える」と警告している。

 ・Greenpeace Europe ほか, 2018-3-16  ・Euroactiv, 2018-3-19
【関連記事】
カテゴリー
よく読まれている記事