最終更新日:2018年4月26日
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2018.04.26 No.914
■ネオニコやグリホサートはミツバチの学習障害の原因
honeybee-hive.jpg / Flickr
ミツバチの巣 / Martin LaBar / Flickr

 ブエノスアイレス大学の研究チームは、ネオニコチノイド系農薬の一つイミダクロプリドとグリホサートの現実的な濃度の慢性曝露の結果、巣の中で仕事をする若いセイヨウミツバチの働きバチの味覚知覚と嗅覚学習に悪影響を及ぼすとする研究結果を専門誌に発表した。グリホサートはまた、飼育中の食物摂取を減少させたという。著者らは、特に夏の終わりにコロニーの生存を脅かす可能性があると懸念しているという。

 発表によれば、グリホサートは広く農作物に使用されており、その痕跡はネオニコチノイド系農薬と一緒に見出される可能性が高く、除草剤と考えられているものの、ミツバチを含む動物に悪影響が認められているとしている。そして、最も重要な花粉媒介動物のセイヨウミツバチは、この2つの農薬に暴露されているとしている。研究は5日齢、9日齢、14日齢のハチで行われたとしている。

 ・Joura of Experimental Biology, 2018-4-11  ・Cosmos, 2018-4-12

 ハチミツのネオニコ系農薬による汚染は、日本のみならず世界的に広がっている。スイスのヌーシャテル大学などの研究チームは昨年10月、世界各地の蜂蜜の75%が少なくとも1種類のネオニコチノイド系農薬を含んでいるとの研究結果をサイエンス誌に発表している。

 ・Science, 2017-10-6

 グリホサートによる汚染について米国では2014年、市販の大豆製品と蜂蜜などの残留グリホサートを調査した結果、豆乳や豆腐ではNDであったが、ハチミツは6割の製品から最大0.163ppm、しょう油は3割の製品から最大0.564ppm検出したと報告されている。

 ・Journal of Environmental & Analytical Toxicology, 2014-11-19

 発表されたブエノスアイレス大学の研究チームの研究は、特段に高い濃度ではなく「現実的な濃度」のイミダクロプリドとグリホサートを与えたもので、自然界でも十分に起こりうるものといえるのではないか。

(参考)
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