最終更新日:2018年6月4日
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2018.06.04 No.928
■バイエル モンサントの名を消す 7日までに買収を完了
Stop-Bayer-Monsanto-Card.jpg / Flickr
バイエルのモンサント買収反対デモ=2017年4月・ベルリン / Eldorado dos Carajas / Flickr

 モンサント買収に関し関係各国の規制当局の審査を受けていたバイエルは6月4日、必要な規制当局の承認が得られ、7日までに買収を完了させると発表した。バイエルはまた、買収したモンサントの製品名称は使うが、今後、モンサントの名称を使うことはないとも明言している。モンサントは1901年に創業したが、117年でその名を閉じる。

 モンサントは、PCBや枯葉剤、除草剤ラウンドアップの製造メーカーとして、また遺伝子組み換え種子の最大手としてその悪名をはせてきた。今回の買収で、それらの製品のほとんどはバイエルが引き継ぐことになる。

 ・Bayer, 2018-6-4

 モンサントの買収には、EU委員会が今年3月21日に、米国司法省が5月29日に、それぞれ一部事業の売却を条件に承認していた。バイエルは、除草剤リバティ(グルホシネート)と除草剤耐性遺伝子組み換え種子事業、野菜種子事業などを約1兆円でBASFに売却する。

 2015年以来の大手農薬・種子企業の買収・合併は、バイエルによるモンサントの買収、ダウとデュポンの合併、中国化工によるシンジェンタの買収、BASFによるバイエルの一部農薬・種子事業の買収となり、寡占化がより深刻になる。

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