最終更新日:2018年7月3日
2018年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年
 17年

2018年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031
最近の記事
2018.10.23 No.972
2018.10.08 No.971
2018.10.07 No.970
2018年7月の記事
2018.07.31 No.952
2018.07.30 No.951
2018.07.26 No.950
2018.07.25 No.949
2018.07.21 No.948
2018.07.17 No.946
2018.07.14 No.945
2018.07.13 No.944
2018.07.10 No.942
2018.07.09 No.941
2018.07.07 No.940
2018.07.05 No.939
2018.07.03 No.938
2018年6月の記事
2018.06.29 No.936
2018.06.25 No.935
2018.06.24 No.934
2018.06.22 No.933
2018.06.16 No.932
2018.06.11 No.931
2018.06.08 No.930
2018.06.07 No.929
2018.06.04 No.928
2018.06.03 No.927
2018.06.02 No.926
2018.06.01 No.924
2018年7月

2018.07.03 No.938
■シアトル市 5千軒の飲食店で使い捨てストロー禁止
plastic-straw.jpg / Flickr
使い捨てプラスチック・ストロー / Racineur / Flickr

 数ミリから数十ミクロンのマイクロプラスチックが、プランクトンや魚介類を通して人の食にも入り込んできていることが明らかになってきて、使い捨てプラスチックへの対応が待ったなしになってきている。米国シアトル市は10年の経過期間を経て、この7月1日から使い捨てのストローや食器などの原則使用禁止の条例を施行した。対象は市内全域の5千軒の飲食店だという。原則として生分解性かリサイクル可能な製品以外は禁止されるという。

 これにより、シアトル市は使い捨てストローなどを禁止する全米初の大都市だといい、ニューヨークなど米国の他の大都市も追随する動きがあるいう。G7のプラスティック憲章への書名を拒否した米国は、日本と同じように国としての規制はないものの、州や市のレベルで規制と代替品への切換を進めている。

 シアトル・タイムスによれば、禁止はプラスチックのストロー以外にもフォーク、スプーン、ナイフ、カクテルピックなどが対象だとしている。ストローは生分解性のプラスチックは認められるというが、環境団体は紙ベースのストローの使用を推奨しているという。

 今回の施行ではフレキシブル・ストローが必要な場合には例外が認められるといい、画一的な対応ではない。また、市の担当者も最大250ドルの罰金について「規則を守ってもらうように、企業を支援していく」というように柔軟な対応のようだ。

 この使い捨てプラスチックストローなどを禁止する条例は2008年に制定されたが、代替製品の供給などの点から施行が延期されていたという。3年前に切り替えたというあるレストラン経営者は、「代替品のコストは石油製品の30〜40%高かったが、ここへ来て10%高ぐらいになってきている。切り替えたのは、それが正しいことだからだ」と語っているという。

 シアトル市の使い捨てプラスティック・ストロー禁止は、十分な時間をかけて移行への準備を踏んできている。代替品が十分に供給可能な状態であることを確認しての条例施行だという。

 ・Seattle Times, 2018-7-1  ・My Northwest, 2018-7-1
カテゴリー
よく読まれている記事