最終更新日:2018年7月31日
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■厚労省:ビール製造用GM添加物を承認 今年5品目
厚生労働省
厚労省は7月30日、ダコニス(米国)の遺伝子組み換え微生物を使ったGM添加物を承認した。承認されたαーアミラーゼは、耐熱性のあるデンプン分解酵素でビールやシロップの製造で効率向上を目的に使用されるという。今年に入って4回目となり、合計5品目が承認された。現在、さらに6品目の遺伝子組み換え添加物が審査中であり、今年中に10品目を超えるかも知れない。
・厚労省, 208-7-30これまでに承認されたGM添加物は、このαーアミラーゼで35品目となる。こうした原料加工用のGM添加物は、例えばこのαーアミラーゼがビール製造に使われたとしても、表示義務はなく消費者には全く分からないという問題がある。遺伝子組み換え食品表示制度の抜け道の一つとなっている。
このダコニスの遺伝子組み換え微生物を使ったαーアミラーゼは、今年6月26日の食品安全委員会は「ヒトの健康を損なうおそれはないと判断した」とする健康影響評価を決めていた。
・食品安全委員会, 2018-6-26【関連記事】
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