最終更新日:2019年7月15日
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2019.07.15 No.985
■ネオニコ:チアクロプリドの残留基準値案 国際基準と比べ高め
151202_Komatuna.jpg
小松菜

 厚労省は6月30日、ネオニコチノイド系農薬の一つチアクロプリドの残留基準値について意見公募を始めた。示された残留基準値は、新たに小麦と小松菜に基準値が設定されたほか、多くの野菜類の基準値が下げられた。茶は30ppmが25ppmに引き下げられたがまだ高い。一方で、牛・豚肉類が引き上げとなり、鶏肉が新設された。今回の見直しは、小松菜についての農薬適用申請を受けたもので、食品安全委員会は昨年10月、健康影響評価書を決定していた。意見公募の締切りは7月30日。

 残留基準値案を見ると、多くの野菜類で残留基準値が下げられているものの、「国際基準」からはまだ高めの設定となっている。

表1.チアクロプリド残留基準値案(抜粋) [ppm]
食 品 現 行 変更案 国際基準 備 考
米(玄米) 0.1  0.02
小麦 0.1  0.1 
ばれいしょ 0.1 0.02 0.02
その他いも類 0.1  − 
こまつな 0.5 申請
トマト 1 1 0.5
ピーマン 5 5 1
なす 1 1 0.7
きゅうり 1 0.7 0.3
うめ 5 5 0.5
いちご 5 3 1
りんご 2 2 0.7
日本なし 2 2 0.7
30 25
牛肉 0.03 0.1 0.1
豚肉 0.02 0.1 0.1
鶏肉 0.02 0.02
 申請:今回新たに登録申請
 ・パブリックコメント, 2019-6-30
 ・薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会, 2019-3-29
  議事録
 ・食品安全委員会, 2018-10

 EUは昨年12月、イミダクロプリドなど3種類のネオニコチノイド系農薬の屋外使用を禁止したが、それらの代替農薬としてアセタミプリドとチアクロプリドを推奨している。チアクロプリドは、2019年4月30日で登録が失効するはずだったが、登録延長にかかる決定が行われる前に登録が失効するとして、2020年4月30日まで1年間、登録期限を延長した。

 ・European Union, 2019-1-31

 欧州食品機関(EFSA)は今年3月、チアクロプリドのリスク評価を公表し、発がん性が疑われる物質であるとともに生殖毒性があるとされる物質だとする評価書を公表している。

 ・EFSA, 2019-3-14
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