最終更新日:2019年4月15日
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2019年4月の記事
2019.04.15 No.977
2019.04.14 No.976
2019.04.13 No.975
2018年12月の記事
2018.12.22 No.974
2018年11月の記事
2018.11.28 No.973
2019年4月

2019.04.15 No.977
■市販食パンから残留グリホサートを検出 国産小麦原料では不検出 農民連食品分析センターが調査
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食パン(イメージ)

 農民連食品分析センターはこのほど、市販の食パンのグリホサート残留調査結果を公表した。国産小麦と有機食パンでは検出されなかったものの、それ以外の11製品からグリホサートが検出されたという。同センターは今年3月、市販の小麦粉と小麦製品の残留グリホサートについても検査しており、小麦の原産地が米国かカナダであることがわかっている製品からは、すべてでグリホサートが検出されていた。日本の小麦は8割以上が輸入。その多くが米国産とカナダ産であり、農水省の調査では米国産、カナダ産のほとんどからグリホサートが検出されている。


2019.04.14 No.976
■スイス 有機農地の9割がネオニコで汚染
swiss_village.jpg / Flickr
スイスの農村 / Jean-Daniel Echenard / Flickr

 スイスのヌーシャテル大学などの研究チームは3月30日、スイスの有機農地の9割がネオニコチノイド系農薬で汚染され、有益な昆虫に影響を与えているとの研究結果を専門誌に発表した。研究チームはこの結果について、ネオニコチノイド系農薬の拡散と過剰使用を減少させるべきだとしている。


2019.04.13 No.975
■カナダ:ネオニコ系農薬の規制を強化
 2021年から施行
Bee-on-geranium.jpg / Flickr
ゼラニウムの花へやってきたミツバチ / Rob Mitchell / Flickr

 カナダ保健省は4月11日、ミツバチなどの保護のためにネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンとイミダクロプリド、チアメトキサムについて、一部を除き2021年より規制を強化すると発表した。クロチアニジンについては、住宅地などでの散布が禁止され、イミダクロプリドとチアメトキサムでは観賞用植物への使用が禁止されるなど、非農業目的の使用が禁止される。カナダ保健省は、一昨年より規制強化の方針を明らかにし、規制案を示していた。


■「安全」とされるフルピラジフロンもミツバチに有害
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セイヨウミツバチ / Ken Thomas / Wikimedia

 カリフォルニア大学の研究チームは4月10日、バイエルがシバントの商品名で販売している殺虫剤フルピラジフロンとトリアゾール系殺菌剤を併用した場合、ミツバチに有害であるとする研究結果を専門誌に発表した。EUは昨年12月、イミダクロプリドとチアメトキサム、クロチアニジンの3種類のネオニコチノイド系農薬について、ミツバチなどに有害であるとして屋外使用を禁止したが、フルピラジフロンはスルホキサフロルとともに、ミツバチになどには「安全」で禁止ネオニコ剤の代替品とされていた。

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