最終更新日:2020年5月1日
2020年
 07年 08年 09年 10年 11年
 12年 13年 14年 15年 16年
 17年 18年 19年 20年 21年
 22年 23年 24年
2020年5月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
最近の記事
2022.12.29 No.1152
2022.12.25 No.1151
2022.11.30 No.1150
2020年5月の記事
2020.05.31 No.1041
2020.05.22 No.1040
2020.05.17 No.1039
2020.05.14 No.1038
2020.05.12 No.1037
2020.05.07 No.1036
2020.05.05 No.1035
2020.05.01 No.1034
2020年4月の記事
2020.04.28 No.1033
2020.04.23 No.1032
2020.04.08 No.1031
2020.04.06 No.1030
2020.04.05 No.1029
2020年3月の記事
2020.03.28 No.1028
2020年5月

2020.05.01 No.1034
■ルクセンブルグとフィジー 20年末にグリホサート禁止
herbicide_spray.jpg / Flickr
除草剤を散布する / Bill Meier / Flickr

 グリホサート禁止に向けて動いていたタイとオーストリアは昨年、相次いで禁止を撤回する事態に追い込まれた。一方で、ルクセンブルグとフィジーが今年末に禁止することが明らかになった。

 2018年の連立合意により、段階的な自主的な使用中止を促すグリホサート削減政策を進めてきているルクセンブルグは今年12月末のグリホサート禁止を発表した。オーストリアのグリホサート禁止はとん挫したことから、EU初の禁止国と宣言している。ルクセンブルグは2030年までに農薬使用の50%削減を目標とし、中でも最も危険で最も使用されている「大物」の農薬は2025年までに30%削減を目指しているという。

 農業・農村・ブドウ開発省は1月16日、EU諸国に先駆けて20年12月末でグリホサートの使用を完全に禁止するという声明を発表した。2月1日以降グリホサートを含む農薬の販売許可取り消され、使用期限は12月31日。

 ・Luxembourg, 2020-1-16

 Fuji Tmess は3月28日、フィジーにおけるグリホサート禁止は今年12月31日からだと報じた。フィジーのサトウキビ産業は、グリホサート禁止に向けて動いている。禁止を奇貨として、これを機にフィジーのサトウキビのフェアトレード認証を取得しようとしているという。フィジーのグリホサート禁止については、2月13日にFuji Sun(電子版)が7月1日より禁止と報じていた。

 ・Fuji Times, 2020-3-28  ・Fuji Sun, 2020-2-13

 フィジーはネオニコ系イミダクロプリドと除草剤のパラコートを20年1月より禁止した。イミダクロプリドは養蜂に影響することから、またパラコートは毒性が強く自殺にも使われることからだとしている。

 ・Fuji Sun, 2019-10-11
【関連記事】
カテゴリー
よく読まれている記事