最終更新日:2020年5月17日
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2020.05.17 No.1039
■グリホサートがパーキンソン病の環境リスク因子の可能性
herbicide_spray.jpg / Flickr
除草剤を散布する / Bill Meier / Flickr

 先ごろ妊娠中のグリホサート摂取が子どもの自閉症発症に影響してる可能性があると発表した千葉大学の研究グループは5月8日、グリホサート暴露がパーキンソン病の環境リスク因子である可能性があると専門誌に発表した。

 マウスを使った実験で、(1)生理食塩水のみを添加した水、(2)グリホサートと生理食塩水を添加した水、(3)MPTPを添加した水、(4)グリホサートとMPTPを添加した水を14日間投与し、その後、脳を免疫組織化学的に評価。その結果、グリホサートを添加した場合、MPTPによる神経毒性を強めることが分かったという。研究グループは、「グリホサート曝露がパーキンソン病の環境リスク因子である可能性があると考えられる」としている。

 ・Neuroscience Letters, 2020-5-7

 グリホサートのヒトに対する影響がいろいろと分かってきている。中でも昨年7月には、産婦人科医の国際組織である国際産婦人科連合・発生環境衛生委員会は、この15年間に明らかになったエビデンスから、予防原則に則り、世界規模でのグリホサートを禁止するべきだとする勧告を発表している。

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