最終更新日:2020年6月28日
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■カリフォルニア州 ラウンドアップがん警告表示で敗訴

米国で販売されるラウンドアップ / Mike Mozart / Flickr
米国連邦控訴裁判所は6月22日、カリフォルニア州によるグリホサートの発がん性警告表示を無効とする判決を下した。この警告表示は、同州独自の制度「プロポジション65」に基づくもので、2015年の国際がん研究機関(IARC)の「おそらく発がん性がある」との評価を受けて、カリフォルニア州環境保健有害性評価局(OEHHA:Office of Environmental Health Hazard Assessment)は2017年6月、同州の発がん性物質リストにグリホサートを登載すると発表していた。その後モンサント(現バイエル)がグリホサートには発がん性がないと主張し、取り消しを求め提訴していた。
・Reuters, 2020-6-23この判決に対して食品安全センターは24日、「判決は、グリホサートの危険性を消費者に知られないようにすることをモンサントに許した」、と変決を批判するする声明を発表した。
声明で、同センターの西海岸責任者であるレベッカ・スペクターさんは、「この判決は、危険な化学物質であるグリホサートの不必要かつ無用な暴露から、私たち自身と環境を保護する私たちの権利を覆すものであり、すべてのカリフォルニアの人々にとって大きな損失です」と指摘した。
・Center for Food Safety, 2020-6-24【関連記事】
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