最終更新日:2020年8月24日
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■国産ハチミツからグリホサートの痕跡を検出
honeybee_nest.jpg / Flickr
ハチミツの詰まった巣 / Don Hankins / Flickr

 ニュージーランド第一次産業省のNZ産ハチミツの約2割からグリホサートが検出されたとの報告書は大きな反響を呼んでいるが、日本産ハチミツの残留農薬に関する検査結果はほとんど明らかになっていないのが現状だ。そうした中で、農民連食品分析センターは8月21日、検査依頼品のハチミツ1検体からグリホサートの痕跡(定量限界の0.01ppm以下)を検出したと発表した。

 日本のハチミツのグリホサートについて残留基準値は設定されていないため、一律基準の0.01ppmが適用される。農民連食品分析センターは、今回見つかったグリホサートの痕跡について、ハチミツの残留基準値未満であり、食品衛生法では問題の無い食品として流通できると評価されるとしている。グリホサートの混入については、一例としてNZの検査結果にあるように、牧草地などでのグリホサートの使用が考えられるとしている。

 日本では、ハチミツの残留農薬検査がほとんど行われていないか、行われていたとしても公表されていないのが現状である。農民連食品分析センターは、「日本産のハチミツにどの程度、グリホサートが残留しているかについて厚生労働省や農林水産省が調査、報告したものや学会などの論文は、今のところ、見つけられていません。実態の調査が求められます」と、関係機関での実態調査の必要性を指摘している。

 ・農民連食品分析センター,2020-8-21

 業界団体の日本養蜂協会は2018年4月、『蜂蜜中の残留農薬に関する報道について』という文書を公表し、食品衛生法に則った試験法でモニタリングをしているが高い数値のハチミツは見つかっていないとしているものの、その検査結果は公表していない。グリホサートを含め、ハチミツの残留農薬の実態は不明のままだ。日本養蜂協会は、実施しているという検査結果の公開が疑念払底の最良の手段であることに気づかないのだろうか。それとも公開できないような数値が並んでいるのだろうか。ぜひとも公表していただきた。

 ・日本養蜂協会, 2018-4
nmr_bunseki_2018-1.jpg
残留農薬の分析(提供:農民連食品分析センター)

 農民連食品分析センターは、ハチミツの残留農薬分析についての検査相談に応じている。検査農薬の種類によって検査価格が異なるが、グリホサートのみ、あるいはネオニコチノイド系のみの場合は1検体24,000円となっている。同センターの募金協力会員(一口年間5千円)は割引が受けられるという。

 ・農民連食品分析センター
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