最終更新日:2020年7月30日
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2020年7月の記事
2020.07.30 No.1048
2020.07.29 No.1047
2020.07.16 No.1046
2020.07.13 No.1045
2020年6月の記事
2020.06.28 No.1044
2020.06.27 No.1043
2020.06.09 No.1042
2020年7月

2020.07.30 No.1048
■NZ ハチミツの2割からグリホサートを検出
manuka-honey-nz2.jpg / Flickr
ニュージーランド特産のマヌカハニーでも残留グリホサートが検出されたが報告書は銘柄を明記していない(写真はイメージ) / Keith Davenport / Flickr

 ニュージーランド第一次産業省は今年2月、同国産のハチミツの約2割からグリホサートを検出し、一部が同国の残留基準値を超えていたと公表した。報告書は残留グリホサートを検出した銘柄は明らかにしていない。


■ブラジルからEUへ輸出される大豆 2割が違法な森林伐採の農地から
deforest_brazil.jpg / Flickr
ブラジルの森林破壊 / Still Pictures / Flickr

 ブラジルや欧米の研究グループはこのほど、ブラジルからEUへ輸出される大豆の約20%、牛肉17%が違法な森林伐採の結果である可能性があるという研究結果をScience誌に発表した。EUがブラジルから輸入する大豆は主に飼料用だという。ブラジル・アマゾンでは、違法な森林伐採が続き、気候危機に対して大きな影響を与えるとして非難されている。


2020.07.29 No.1047
■大量死のミツバチから農薬の痕跡を検出 ハチミツからネオニコも
honeybee_sy.jpg / Flickr
ミツバチ / Sy / Flickr

 農民連食品分析センターは7月15日、大量死したニホンミツバチからネオニコチノイド系のクロチアニジンなどの農薬の痕跡を検出したと結果を公開したこれは同センターにミツバチの大量死の相談があったのを受けたもの。同センターでは、「少なくともハチが農薬の暴露を受けていたこと示す結果ではある」として、養蜂家にとって「注意が必要な実態があることがうかがえる結果」だとしている。併せて、これまでに検査したハチミツ11検体の一部から、微量のアセタミプリドなどが検出された残留農薬検査結果を公開した。


2020.07.16 No.1046
■農薬を自己分解する「間接的」遺伝子組み換えミツバチの特許出願
Honey_bee_protector.jpg / Flickr
ミツバチ / Rachael Bonoan / Flickr

 欧米を中心にして、世界的なミツバチの大量死が続いている。米国ではここところ、年間40%以上の巣が失われて大きな問題となっている。大量死の対策として、EUやフランスでの使用禁止を含むネオニコチノイド系農薬への規制が進んでいる。そのような中、米国テキサス大学オースチン校の研究グループは2019年、ミツバチなどの腸内細菌叢に固有の細菌の遺伝子操作することにより、ミツバチの遺伝子を間接的に操作し、農薬を分解を目的の一つとする特許を米国特許商標局(USPTO)に出願している。


■米国のミツバチ喪失は高止まり 昨年度は44%を失う
beekeeper.jpg / Flickr
巣箱の世話をする(米国・ミネソタ州) / Dennis Schroeder/NREL / Flickr

 米国のミツバチ情報パートナーシップ(BIP)は6月22日、昨年4月からの1年間で米国のミツバチの巣の44%が失われたと発表した。これは2012年4月からの1年間の46%に次ぐ過去2番目に高いという。BIPによれば、米国では毎年のように40%前後の巣が失われ、2012年度以降、40%以下となったのは2回しかないという。


2020.07.13 No.1045
■ハナバチの脳は低濃度のネオニコで影響を受ける
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オータムポエムにやってきたミツバチ

 近畿大学と筑波大学や国立遺伝学研究所などの研究グループは7月1日、ミツバチなどのニコチン性アセチルコリン受容体が花粉などに残留するより低い濃度のネオニコチノイド系農薬で影響を受ける、と米国科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。今回の研究は、ネオニコチノイド系農薬について、昆虫のニコチン性アセチルコリン受容体そのものの応答を調べたもので、世界初の成果だとしている。

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