最終更新日:2020年11月11日
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2020.11.11 No.1092
■RNA干渉害虫抵抗性GMトウモロコシ承認へ動く米国 非標的生物への影響は未知数
トウモロコシ根切り虫(western corn rootworm)の幼虫 / Scott Bauer, USDA / Wikimedia
米国農務省動植物検疫局(APHIS)は11月2日、パイオニア・ハイブレッド申請による、新たな害虫抵抗性の遺伝子組み換えトウモロコシについて、60日間の意見公募を始めた。害虫の体内で必要なタンパク質の発現を抑制するような特定の遺伝子を作り出すことで、この遺伝子組み換えトウモロコシトウモロコシを食べた害虫を駆除しようという、新しいタイプである。標的でない他の生物に対して、この遺伝子組み換えトウモロコシの影響は、明らかになっているわけではない。環境影響が未知数のまま商業栽培を認めることは、新たな環境破壊への懸念が残る。
2020.11.10 No.1091
■台湾産トウガラシなど4品目から放射線照射を検出
日本では放射線照射はジャガイモにのみ認められている
厚労省は11月6日付けで、台湾産トウガラシ粉や香味料など4品目から放射線照射が行政検査で見つかったと公表した。厚労省は、廃棄、積み戻し等を指示したとしている。輸出業者は、4品目ともFOODKING INTERNATIONAL FLAVORING社で、輸入業者は(株)シーコムだという。
■グリホサートはなぜ危険? 20の疑問に答えるブックレット
世界的に規制が進む中、日本のホームセンターにはラウンドアップが並ぶ
日本のホームセンターやドラッグストアでは、グリホサートが洗剤などと同じように、普通に、そして山積みで販売されている。世界的には危険な除草剤と認識されているグリホサートは本当に、あるいはどのように危険なのか? 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと日本消費者連盟(日消連)はこのほど、グリホサートに関する疑問に答えるブックレット『グリホサート 身近な除草剤にひそむ危険』を発刊した。
2020.11.03 No.1090
■欧州委員会 農薬規制を強化 禁止農薬の輸出禁止へ
保護具なしでトウモロコシに殺虫剤を散布する(ナイジェリア=2018年) / CGIAR / Flickr
欧州委員会は10月14日、「有害物質のない環境に向けた持続可能な化学物質戦略」を採択した。消費者製品における最も有害な化学物質の使用や禁止や、有機フッ素化合物(PFAS)などの難分解性物質を含む最も有害な化学物質について、その使用が社会にとって不可欠な証明がなされない限り段階的に排除するとしている。
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