最終更新日:2021年4月25日
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2021.04.25 No.1116
■スリランカは近く化学肥料の輸入を停止 有機肥料増産へ 化学農薬の方針は言及せず
SriLanka_rural.jpg / Flickr
スリランカの農村 / Weldon Kennedy / Flickr

 スリランカの地元紙によれば、スリランカのゴーターバヤ・ラージャパクサ大統領は4月23日、近い将来化学肥料の輸入を禁止するという方針を述べ、農業では有機肥料だけを使用し、その増産に注力するように関係機関の関与を求めたという。スリランカはこれまでに、グリホサートの使用を一部に限定しているが、今回の大統領の方針には化学農薬への言及はなく、全面的な有機農業への移行を目指したものではない。

 スリランカでは、多額の補助金により化学肥料が使われるようになり、過剰使用や水路などの汚染が問題となってきたという。こうした現状にラージャパクサ大統領は、「化学肥料の使用は増収につながります。しかし、化学肥料による湖や用水路、地下水の汚染により生活にもたらされる悪影響は、その利益を上回っています」とその弊害を強調したという。

 「化学肥料の使用による腎臓病の増加などが指摘されていて、その治療費や健康影響は依然として高く、政府は国民が無害でバランスの取れた食事を利用する権利を確保しなければなりません」と指摘し、農業での化学肥料の使用をやめ、有機肥料だけが使用されるように措置を講じるとしたという。また、化学肥料の輸入に費やしている年間4億ドルの費用は、国民の生活向上のために使うことができると強調したという。

 この大統領の化学肥料禁止方針に、スリランカ農業企業家フォーラムのリズヴィ・ザヒード会長は、農業部門が化学肥料への依存度を低減する方向性は良いが、科学的な調査を行い、農家の化学肥料への依存度を段階的に下げていくためにはターゲットを絞った対策を講じる必要があると指摘したという。

 ・Ada Derana, 2021-4-23  ・Economynext, 2021-4-23
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