最終更新日:2022年6月26日
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■キプロスの子どもの尿からグリホサート 緑の党は禁止を求める
大型機によるグリホサートの散布 / Chafer Machinery / Flickr
キプロス緑の党は6月21日、キプロスの学童の尿からグリホサートとその代謝物が検出されたことを受けて、グリホサートの禁止をキプロス政府に求めた。
キプロス工科大学や保健省などの研究グループは2022年3月、キプロスの学童の尿中のグリホサートに関する研究結果を発表した。グリホサートと代謝物のAMPMには一定の相関関係があり、中央値は0.18μg/Lだったという。
・Cypros Mail, 2022-6-21 ・Environmental Research, 2022-4-16日本の子どもの尿中のグリホサートは、名古屋大学などの研究によれば、子どもの尿中のグリホサートは増加傾向で、2006年から2015年にかけての調査では、検出可能なグリホサートは、234人の子供のうち41%で見つかった。その濃度(75パーセンタイル)は0.20μg/L、最大濃度は1.33μg/Lだったという。
研究グループは、日本の子どもの尿中のグリホサートが年々増加し、グリホサートの国内出荷量の増加と相関があるとしている。
・International Journal of Hygiene and Environmental Health, 2022-3-29
・名古屋大学, 2022-4-15
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