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2015-08-10

 北海道・ミツバチ大量死 ほとんど“無視”の農水省「要請」

 養蜂が盛んな北海道上川管内で、カメムシ防除の農薬が原因と見られる昨年度のミツバチ被害は8件、被害額2200万円。農水省が「要請」している農薬使用通知はほとんど行われていないとしている。

 農水省も、ミツバチ被害の原因の多くが田んぼで散布されるカメムシ防除のネオニコ系などの農薬とする報告書を公表している。農水省のまとめでは、昨年度の全国でのミツバチ被害は79件。そのうち北海道での被害は27件と全国最多となっている。こうした被害は氷山の一角とみられる。