最終更新日：2024年4月8日
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■ネオニコチノイド農薬：各国の規制状況
 関連記事 |
使用禁止・取消 | 規制強化 | 新規登録・規制緩和 |
| イミダクロプリド | チアメトキサム | クロチアニジン | アセタミプリド | チアクロプリド | ジノテフラン | ニテンピラム | スルホキサフロル | フルピラジフロン | トリフルメゾピリム | フルピリミン | フィプロニル | |
| ＥＵ |
13年12月から2年間の一時使用禁止 15年12月 評価作業が延びて使用禁止延長 17年3月 屋外全面禁止案 18年4月 屋外全面使用禁止を決定 18年12月 屋外全面使用禁止施行 |
17年12月 33年2月まで登録延長 |
19年1月 20年4月まで登録延長 |
未承認 | 未承認 | 15年8月承認 | 15年9月承認 | 未承認 | 未承認 |
14年1月から一部使用制限
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| 20年12月 失効 | 19年4月 失効 | 19年1月 失効 | 20年2月失効 |
22年5月屋外使用禁止
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17年9月失効 |
22年7月 一部を除き残留基準値を0.01ppmとする改定案をWTO加盟国に通知 |
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23年2月 2026年3月施行を正式決定 |
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| ドイツ |
08年 一部使用禁止 15年 冬小麦の種子への使用とその輸入禁止 |
未承認 | 未承認 | |||||||||
| フランス | トウモロコシ（04年以降）、ひまわり（99年以降）の種子処理を禁止 | 12年使用禁止 | 未承認 | 未承認 |
17年9月 2品種承認 |
04年使用禁止 | ||||||
| 原則18年9月より全てのネオニコチノイド系農薬を全面禁止 18年9月より禁止の政令公布
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17年11月 一時承認差し止め 19年12月 販売禁止判決 |
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19年内に禁止の方針 20年1月より禁止の政令 |
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| 2021年から3年間に限定しテンサイのウイルス病防除に種子処理の緊急使用を認める |
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| 2023年1月、欧州司法裁判所の禁止ネオニコ系の種子処理にかかる緊急使用違法判決を受けて緊急使用を見送り | ||||||||||||
| イタリア | 08年 トウモロコシの種子処理禁止 | 未承認 | 未承認 | 08年 トウモロコシの種子処理禁止 | ||||||||
| スロベニア | 08年5月 トウモロコシの種子、菜種、サトウダイコンの種子処理を禁止 | 未承認 | 未承認 | |||||||||
| オーストリア | 13年1月 一時使用禁止冬穀物への種子処理を禁止 | 未承認 | 未承認 | |||||||||
| スウェーデン | 13年 一部製品の使用禁止 | 08年 承認取消 | 08年 新規登録中止 | 未承認 | 未承認 | |||||||
| イミダクロプリド | チアメトキサム | クロチアニジン | アセタミプリド | チアクロプリド | ジノテフラン | ニテンピラム | スルホキサフロル | フルピラジフロン | トリフルメゾピリム | フルピリミン | フィプロニル | |
| 英国 | 15年 緊急措置として菜種の一部について一部製剤の一時使用を許可 | 未承認 | 未承認 | |||||||||
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17年11月 ネオニコ農薬の包括的な禁止賛成に方針転換
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| 規制継続 | 21年 てん菜への緊急使用を承認 | 規制継続 | ||||||||||
| スイス | 13年 ＥＵに並び一時使用禁止 | 未承認 | ||||||||||
| トルコ | 18年12月 使用禁止の緊急命令 | 未承認 | ||||||||||
| 米国 |
15年4月 新規登録を中止 19年5月 食品安全センターなどとの訴訟和解により合計12剤の登録取消
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15年4月 新規登録を中止
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未承認 |
15年11月 登録取消 |
15年1月 新規登録 |
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16年10月 再登録
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16年5月 メリーランド州、農家などを除きすべてのネオニコ系農薬の個人による屋外使用を禁止する州法（18年1月施行） 19年5月 バーモント州、農家などを除きすべてのネオニコ系農薬の個人による屋外使用を禁止する州法制定 23年10月 カリフォルニア州、25年1月1日から芝生および園芸用ネオニコ系農薬の店頭販売を禁止する州法制定 23年12月 ニューヨーク州、クロチアニジンなど5種類のネオニコ系農薬系で処理された種子を実質的に禁止する州法制定 24年3月 ワシントン州、ネオニコ系農薬の使用を農林業に限定する州法を制定 |
19年7月 登録拡大
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| カナダ |
オンタリオ州、15年からトウモロコシとダイズの種子処理の段階的禁止
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未承認 | 16年4月登録決定 | 15年11月登録決定 | ||||||||
| 16年11月 カナダ保健省は原則3年で段階的使用禁止方針を公表
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17年12月 カナダ保健省は一部作物への使用禁止を含む規制強化を発表 |
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18年8月 カナダ保健省は3年から5年かけて屋外使用禁止の方針を発表
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| 19年4月 カナダ保健省は2021年から規制強化を発表 | ||||||||||||
| 21年3月 継続審査中 | 21年3月 段階的禁止から後退し一部の規制強化に留まる最終決定 | |||||||||||
| ブラジル | 15年 綿花の開花期に周辺での使用を禁止 | 未承認 | 15年 綿花の開花期に周辺での使用を禁止 | |||||||||
| オーストラリア | 19年11月 ネオニコ系再評価を20年2月より開始と発表 | |||||||||||
| ニュージーランド | 20年1月 ネオニコ系再評価を発表 | |||||||||||
| フィジー | 19年12月末より禁止 | |||||||||||
| 台湾 | 17年5月 ライチとリュウガンに対する使用を２年間禁止 | 未承認 | 16年1月から茶葉への散布禁止 | |||||||||
| 韓国 |
14年3月 ＥＵに準拠して使用禁止
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未承認 | ||||||||||
| 日本 |
17年7月 一部残留基準値緩和 |
16年6月 一部残留基準値緩和
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15年5月 大幅な残留基準値緩和
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15年5月 大幅な残留基準値緩和
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17年12月 残留基準値を低減 |
16年3月 承認作業を一時保留
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15年12月 新規承認 |
18年9月 新規承認 |
19年6月 新規承認 |
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17年2月 承認作業再開
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17年12月 新規承認
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19年9月 21年度優先再評価を告示
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19年10月 残留基準値一部低減 |
19年9月 21年度優先再評価を告示
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22年8月 残留基準値大幅緩和
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23年10月 残留基準値大幅緩和 |
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| イミダクロプリド | チアメトキサム | クロチアニジン | アセタミプリド | チアクロプリド | ジノテフラン | ニテンピラム | スルホキサフロル | フルピラジフロン | トリフルメゾピリム | フルピリミン | フィプロニル | |
・参考 ネオニコチノイド系農薬関連年表（有機農業ニュースクリップ） 
『ミツバチと食の危機』（グリーンピース･ジャパン, 2016年4月）
『ミツバチと食の危機』（グリーンピース･ジャパン, 2016年4月）
